狂わば狂え

海と音楽と電気が好きな男の忘備録

Alexander Technique 受講2日目

Alexander Technique 2日目の受講に行ってきました。

 

<前回の復習>

以下の気づきについては概ね正しいとのこと。

・橈骨と尺骨の動きに対する理解

・肘から先を上手く使えていない時は、肩が捻れてしまい、結果として肩や首に緊張が発生しているのでは?という推測

 

<今回の内容>

 ◆演奏中に呼吸が止まっている感覚があり、結果としてスムーズな演奏を妨げられていたり、曲を広い視点で捉えることが出来ていないように思えるということを伝えた。実際に演奏を見てもらうと、弾き始めの時や演奏中に息が止まっているとのこと。

 

また「お腹での呼吸がメインになっており、胸が上手く使えていない」ということも言われた。

 

ということで、
今回は「呼吸」についてのレッスンにして頂いた。

 

◆呼吸のメカニズム

一般的な呼吸のイメージと、実際の呼吸のメカニズムの違いとして、「息を吸うから肺(肋骨)が広がるのではなく、肺(肋骨)が広がるから呼吸が成立する」というものがある。

 

ボイルシャルルの法則 PV=nRTという式で説明することができる。

息を吸う時、体積が大きくなると逆に圧力が下がる。そうすると大気圧より肺の中の気圧が低くなるので、外から空気が流れ込んでくる。

吐く時はその逆という訳だ。

 

いつも行なっている呼吸の方法が緊張をもたらしているとすると、

どのような方法でリラックスしながら肋骨を大きくすれば良いかという発想に

なる。

 

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◆呼吸と腕の関係性

呼吸と腕には相関関係があるらしい。これは次回。

 

◆講師からの施術

手のひらを上に向けた状態で(肘から先が緊張しないように)腕、T3椎骨あたり、僧帽筋あたりを講師の手で支えてもらい、ただ呼吸と会話を行なった。

 

この間、触られている手の強さはフェザータッチというか、とても優しい。

 

するとあら不思議。5分程度後にはすごく呼吸が楽になった。

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◆次回に向けて

・呼吸が止まっている瞬間に気づいたら「止まってんな」と思う(思うだけ)

・これまでとは違う方法で、肋骨を広げて息をする方法がないか探してみる

→腕や首を動かしたりするだけで、空気が入ることがわかった。

・講師の方は触っている時、何かを確認しているのか?あの触り方の意味を知りたい

 

◆よもやま話し

・アレクサンダーテクニックを学ぶと、女性にモテるらしい。

なぜなら、人との距離の詰め方や、触り方、所作が良くなるからとのこと。

とても興味深い。

 

・足を組んだりするのは、あまり体の歪みには関係がない?らしい。

 

・高身長であることを自分で認識できない、という感覚も改善するらしい。